カスタムプロパティを使用して表示するオブジェクトを切り替える手法です。
まず、制御元のオブジェクトにカスタムプロパティを作成します。(+New を押す)…①
Edit Propertyを開いて(歯車のボタンを押す)…②
Typeを"Integer"…③
今回は4つのオブジェクトの表示を切り替えるので、Maxを"4"…④
Property Nameを"objectDisplay"…⑤
と設定します。
パラメータ部分を右クリック→Copy as New Driverを選択。
表示/非表示をコントロールされる側のオブジェクトの Show In Viewports のチェックボックスを右クリックし→Paste Driverを選択します。
同じくShow In Renders のチェックボックスに対しても右クリック→Paste Driverを行います。
ドライバーが適用されることにより、それぞれのチェックボックスが紫色になります。
Show In Viewportsのチェックボックスを右クリックし、Edit Driverを選択、
Driven PropertyのTypeを”Scripted Expression”
Expressionを”objectDisplay != 1”と入力します。(カスタムプロパティの値が1の際に、Show In ViewportsのチェックボックスがONになる。)
Show In Rendersのチェックボックスにも同様の設定をしてください。
他の4つのオブジェクトのShow In Viwports/Rendersにも同様の設定を行いますが、
Expressionの数字はそれぞれ別の値にします。
今回、オブジェクトText_Bは"2"、オブジェクトText_Cは"3"、オブジェクトText_Dは"4"に設定します。
カスタムプロパティの値と一致するオブジェクトのみが表示/レンダリングされるようになります。
完成したシーンはこちら(blender 4.2.8で作成)
※ちなみに理由はわかりませんが、Show In ViewportsとShow In Rendersプロパティは、
値がTrueの時にチェックボックスがOFF、falseの時にチェックボックスがONになるようです。